富山の自然はたくさんの魅力がある

富山県は中部地方の日本海側にある県で、東京都から新幹線で2、3時間ほどのところに位置しています。自然が豊かなことで知られる富山は、観光地も多く魅力溢れる県です。中でも有名な観光地は黒部市にある黒部峡谷で、日本一深いV字峡谷といわれています。黒部峡谷にかかった橋をトロッコ列車が走り、その距離は全長およそ20kmと長く峡谷の景色を楽しみながら乗ることができます。車両には窓ガラスがついておらず、自然を肌で感じられると人気の観光スポットとなっています。トロッコ列車で向かう先には、猿が飛び越えたとされることで有名な猿飛峡や、トロッコ列車に乗らなければたどり着くことができない祖母谷温泉などがあり、一日を通して楽しむことができます。祖母谷温泉は6月下旬~11月上旬までの期間しか営業していないため注意が必要です。また、富山県は日本海側に位置している県のため毎年多くの雪が降ります。富山県と長野県を結ぶ立山黒部アルペンルートでは除雪でできた雪の壁が観光名所として有名で、多くの観光客が足を運んでいます。この観光名所は雪の大谷と呼ばれ、積み上げられた雪の壁は最も高い所でおよそ20m、距離は500mほどであります。開催時期は4月~6月の約2か月間で、雪の壁に囲まれて歩くことができるイベントが開催されています。他にも雪で作られたシェルターに入ったり、巨大な迷路で遊んだりできます。さらに、室堂バスターミナルから10分ほど歩くと火山湖として有名な、みくりが池を望むことができます。